企業研究

【企業研究】ベースフード社の経営戦略と橋本社長が秀逸

2022-01-09

こちらの記事では、筆者独自目線でベースフード社を紹介します。
最後まで読んで是非「お得な気持ち」になってください。

それではよろしくお願いします。

ベースフード社について調べてみました。
実際にサービスに触れて・情報分析をしたことで企業の特徴が見えてきたので、企業研究として紹介します。

記事の最後には、ここだけの話を載せているので、是非ご参考ください。

こちらの記事はこんな方におすすめ

  • ベースフード社に入社してみたいと思っている人(就活・転職)
  • ベースフード社と取引をしてみたいと思っている人(会社員)
  • ベースフード社のサービスを利用してみたいと思っている人(顧客)

こちらの記事では、読者の皆さまの人生が少しでも「損なく」・「お得」になるよう有益な情報を提供していきます。

それでは、是非ご覧ください。

ベースフード社の特徴

■企業情報
企業名:ベースフード株式会社
代表者名:橋本 舜
住所:東京都目黒区中目黒5-25-2
URL:https://basefood.co.jp/
設立:2016年4月

ベースフード社の事業内容

⇒ベースフード株式会社では、完全栄養食の開発・販売

⇒1食で1日に必要な栄養素の1/3をとることができる完全食をサブスクリプションにて提供

⇒雑穀生パスタ「BASE PASTA」、全粒粉パン「BASE BREAD」を提供

⇒「主食をイノベーションし、健康をあたりまえに」をミッションに掲げる

⇒2019年9月には累計100万食を突破している現在業績急成長の企業

同業界での位置づけ、他社との違い

完\全栄養食のパイオニア的な位置づけ

■完全食とは
「人が健康を維持するために必要な栄養素を全て含んだ食品」で多くの製品が、厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準」が定める必須栄養素を過不足なく補えるものになっている

■完全栄養食を取り扱い会社
・ベースフード
・uFit(ユーフィット)
・GoCLN (ゴークリーン)
・EATHACK(イートハック)
・もがな

※完全食だけで生活するのはおすすめできません

【考察】ベースフード株式会社の経営戦略

■Goodな企業戦略


◆顧客と顧客を繋ぐコミュニティラボが用意されている「BASE FOOD Labo」という自社コミュニティサイト
⇒登録会員を「研究員」と呼び、食を探求する仲間と位置づけ自己実現と承認欲求を満たす場となっている。
(21年10月時点で会員数1万人)

海外のシャオミのビジネスモデルでも顧客の情報収集のプランが用意されており、その情報量は製品開発力の礎となっている。

◆ 改善意識とリリース能力(ベースフード通信)
⇒顧客から得た情報を基に改善する意識が高い。最近では、乾燥剤の接着料を改善した。

◆ SNS運用
インスタグラム・Twitter等のSNSツールを用いて、アイサス(AISAS)プロセスを着実に回していると考える。

Attention(注意)→ Interest(関心)→ Search(検索)→ Action(購買)→ Share(情報共有)の頭文字を取ったもの。
おそらく、友だち限定コースを打ち出したことも水平展開が早まった理由であると考える。

◆ D2Cマーケティング
D2Cとは、「Direct to Consumer」の略称である。顧客に直接販売するビジネスモデルを指しており、ベースフードは典型的なD2Cマーケティングを行っている。
一部コンビニ等の流通チャネルを使っているが、都心部の一部コンビニに限られているのが実態であす。
おそらく企業としては、コンビニ展開を進める可能性は低いと考えられる。理由としては、一部コンビニでの発売であるため、購入できない顧客からは、購入意欲が高まり、当該製品のプレミアム感が高まってくるのである。
都心部の極めて拡散性の高い顧客(若手人材や会社員がコンビニで利用しその実態をSNSで拡散する効果が期待できる)

【あまり見えない戦略】


◆ メールクーポン
 一度会員登録を試みた顧客に対して、メールアドレス入力画面まで進んでいた場合、当該メールアドレスに対して、「登録勧誘メール」を送っており、多少の割引クーポンコードも添付されている。

◆ ベースパスタ・ブレッド・クッキーと新規商品を次々展開している
⇒2017年2月に完全栄養のパスタ「BASE PASTA」を販売開始して以降、2019年3月に完全栄養のパン「BASE BREAD」、2021年6月に完全栄養のクッキー「BASE Cookies」を展開している。
味フレーバーは新商品が様々展開されている。

◆ 解約引き留めサービス
⇒解約時に「引き留めクーポン」が発行されることがある

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◆ ネットワーククーポン(友だち紹介コード)
⇒友だち割引キャンペーンが実施されている(友だちでなくとも、SNS等でクーポンコード(URL)を入手できれば、特別価格で購入することが可能になる。

◆ スタートセットによる実食(2,400円以上の購入)
⇒スタートセットとしておススメのセットを案内している。大半の方がスタートセットを購入することになるが、初回割引20%で購入できるため一見お得であるが、継続する前提であれば実質2回目の購入が10%割引に割引率が低下するため、「損」することになる。

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◆ 都心部のみの販路
⇒都心部のみであるため、都会の食事感が出てプレミア感がある。フリマアプリ等では、地方在住の方からの購入が多いようである。

◆ 公式HPの直感性
⇒主にスマホで操作することになるが、注文画面や商品閲覧画面等、アプリが直感的に操作できて扱いやすい
発注・変更・発送等の情報が小まめにメールで通知される点も良い

◆ 購入方法の選択肢(1回目20%割引)
⇒以前は初回購入50%割引・二回目購入20%割引であったが、一定以上の認知度が高まってきたため、2021年5月に割引制度が変更となった。ただし、それ以前に継続購入していた顧客に対しては従前の割引率を引き継いでおり、その点は顧客優先の考えを有している企業である。

◆ 大企業の下支えがある
⇒出資元には、大企業が名前を連ねている
楽天グループ
XTech Ventures
グローバル・ブレイン
Future Food Fund

◆ 社長が秀逸
社長がForbesの「日本の起業家ランキング2022」で6位となった。
⇒東京大学を卒業後、新卒でDeNAに入社し他業種の事業に携わりながら、2016年にDeNAを退職し、食品業界事業へと参入する。

引用:Forbes公式HPより

【懸案事項】
・供給不足による配送停滞(1/17ニュースリリース)


こんなこともリリースされていました。

最後に


今後、グローバルスタートアップ企業としての地位確立と、世界の人々の健康状態改善に注力するであろう企業なので、今後更に成長していくと見込める。

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